大阪グルメ倶楽部

肉球拳宗家のグルメ日記。キックボクサーの千絵、合気道の夏見、空手の歩と共に、訓練に励んでいる。

馬肉・活魚・四季旬感 三本松/居酒屋/今里駅(大阪メトロ)

 おそらくですが3度目の訪問です。だいたい5年に1度のペースで訪問していますので、初訪問は15年前ということになるのでしょう。店は今里駅(大阪メトロ)からすぐのところにありますが、路地裏に位置しているため、初めてだと少し迷うかもしれません。店名からも分かる通り、馬肉料理が看板であり、メニューを見てもその充実ぶりが際立っています。馬刺しはコーネ(タテガミ)、フタエゴ(はらみ)、レバーなど各種が揃い、さらにタタキポン酢や馬肉石焼き、馬肉ハリハリ小鍋といったバリエーションも用意されています。一方で魚系は焼き物や揚げ物が中心であり、全体の構成から見ても、この店は馬肉を主軸に据えて楽しむべき店だと感じます。

 店内は左右にテーブル席が配置され、奥にキッチン、その手前にカウンター席という造りで、席数は24席です。地元客に支持されているようで、訪問時はほぼ満席という印象です。多人数で利用する場合は予約をしておいた方が安心でしょう。雰囲気は、いわゆる年季の入った居酒屋そのもので、このエリアでは古参と呼んで差し支えない存在だと思われます。カウンター上段には酒ボトルが並び、キッチンの手元がやや隠れる造りになっていますが、バックバーはきちんと整頓されており、雑然とした印象はありません。

 ドリンクについては日本酒の取り揃えもありますが、やはり焼酎の充実度が印象に残ります。芋、麦、黒糖と幅広く用意されており、選ぶ楽しさがあります。焼酎はまず湯割を注文して提供温度を確認するのですが、ここではベストな状態で出してもらえるのが嬉しいところです。ビールはプレミアムモルツ、スーパードライ、クラシックラガーとメーカー違いで揃えられており、この点も面白いところです。ビールから日本酒、さらに焼酎へと移る飲み方をしているため、少々変わった客だと思われているかもしれませんが、それもまた一興です。

 サービスはキッチン担当の大将とフロア担当のアシスタントの2名体制です。訪問時はすでにテーブル席が満席で、カウンターも半分ほど埋まっていましたが、料理の提供は比較的スムーズでした。多少待つことを見越してスピードメニューも注文していたのですが、結果的には馬刺し三種盛りの方が先に提供されるという場面もありました。突き出し(ホタルイカ酢味噌)と、スピードメニューです。

 

 まず外せないのが馬刺しです。コーネ、フタエゴ、レバーといった部位が揃っており、それぞれの食感と旨味の違いを楽しめるのが魅力です。脂の甘みや赤身のコクなど、部位ごとの個性がはっきりしており、この店の看板であることに納得感があります。

 比較的リーズナブルな価格設定で、コストパフォーマンスの面でも魅力的な一品です。馬肉メニューは全体的にやや高めの印象がありますが、この小鍋を組み合わせることでバランス良く楽しめるように感じます。

 全体として、馬肉を中心に据えた構成が明確で、それをどう組み合わせるかを考えるのが楽しい店です。長年営業を続けてきた風格と、地元客に支えられている安定感があり、ふと思い出して再訪したくなる、そんな一軒だと思います。ラストは、海鮮かき揚げで〆ました。

 

(参考)

馬肉・活魚・四季旬感 三本松(食べログ)