大阪グルメ倶楽部

肉球拳宗家のグルメ日記。キックボクサーの千絵、合気道の夏見、空手の歩と共に、訓練に励んでいる。

LOAFF/カフェ/四天王寺前夕陽ヶ丘駅

 四天王寺の西側、谷町筋よりも少し西に入った場所に新しいカフェがオープンしていました。一心寺の近くと言ったほうがピンとくるかもしれません。
 
 お店の入り口はオフホワイトの壁で、ベンチも設置されています。その手前にある木製の枠には、カフェカーテンが掛けられていました。のれんの一種ではあるのですが、スリットが入っていて、1パネルごとに「C・O・F・F・E・E」と1文字ずつ書かれています。単に店内の目隠しとして使うのであれば無地を選ぶことが多いでしょうし、入れるとしても店名にするのが一般的かと思います。そこにそのまま「C O F F E E」と入っていたのは、少々意表を突かれました。

 店名は「LOAFF」です。「LOAF」であれば「パンの塊」という意味になります。ブランチメニューとしてパストラミサンドイッチ、アボカドオープンサンドイッチ、フレンチトーストなどが並んでいたので、こだわりのパンを使ったメニューを提供したいという思いから「LOAF」と名付けたのでしょうか。ほかにも、カフェのお供としてキッシュ、シナモンロール、エッグタルトなどが用意されています。末尾の「F」を2つに重ねている意図までは分かり兼ねますが……。

 今回オーダーしたのは、シナモンロールとカプチーノです。シナモンロールは生地がしっかり詰まった食べ応えのあるタイプで、カプチーノもビジュアルが美しく仕上げられていました。

 店内は、オフホワイトの壁にブラウン系で統一された床とテーブルが組み合わされており、全体的にスタイリッシュな雰囲気です。客席は2人掛けが3卓、4人掛けが1卓といった規模感でしょうか。ただ、キッチンからフロア(客席)へ繋がる導線部分がかなりごちゃごちゃとしていました。このあたりはカーテンやスイングドアなどで目隠しをするべきではなかったかと感じます。なお、トイレは店内には用意されておらず、一度店を出て利用する形となります。

 これくらいのキャパシティであれば、口頭での注文でも十分回るように思うのですが、QRコードを読み込んでスマホからオーダーするシステムが導入されていました。席に案内された際のファーストオーダーくらいは口頭で受けてくれるお店もありますが、こちらは「QRコードからオーダーしてください」との案内。一瞬不思議にも思えましたが、なんとなくですが、分からなくもありません。

 マスターのアピアランスに関しては、少し気にする方がいるかもしれません。スタッフは「常に客から見られている」という意識を持つことが大切だと改めて感じました。具体的に何があったかはここでは伏せておきますが……。

 ちなみに「ブランチ」とは、朝食(ブレックファースト)と昼食(ランチ)を合わせた造語で、休日に少し遅く起きた際の朝食、あるいは早めの昼食を指す言葉です。そのため、昼下がりのアイドルタイムに「ブランチ」と称するのは本来おかしいのですが、最近のカフェでは時間帯を問わず「ブランチメニュー」として提供するお店が増えている印象を受けます。

 

(参考)

・LOAFF(食べログ)

・LOAFF ローフ(Instagram)

スタンド だちょう/立ち飲み/なんば駅

 連れて行かれました(^_^)/。

 営業時間は基本16:00〜24:00のようですが、土日祝は15:00〜24:00となるようです。今回は土曜日に訪問したのですが、16:00の時点ですでにオープンしており、先客の方もいらっしゃいました。

 このお店に連れてこられた理由は「モンブランが食べたいから」という、およそ立ち飲み居酒屋に行く理由とはかけ離れたものでした。ですが、こちらにはパティシエの方がおられるようで、スイーツ類もかなり充実しています。ちなみに、店名の由来は聞きそびれてしまいました。初志貫徹はできず、バスクチーズケーキになりました。

 席はカウンターがメインですが、テーブル席やテラス席もあり、かなりのキャパシティがあります。今回はL字カウンターの入り口側に案内されたためキッチンがよく見えたのですが、とても綺麗に整理整頓されていました。で、トリビーです。

 メニューは定番とお勧めのほか、黒板メニューもありますので、店内をくまなく見渡すのがおすすめです。手元にあるメニューと隣の席のメニューで内容が違っている場合もあるので、要チェックですよ。

 ドリンクも手元には定番メニューがありますが、黒板や短冊メニューも飾られているので、こちらも店内をしっかりスキャンするのが良いですね。

 フードメニューはいずれもポーションが小さめで、その分とてもリーズナブルな価格設定になっています。料理はどれも塩分控えめで、素材の味わいを活かしたものばかり。居酒屋のアテというと塩辛いものが多かったりしますが、こちらでは素材とフード本来の旨味がしっかりと楽しめます。これが人気のニラの無限おひたしです。

 パリパリピーマン。

 せせりとじめじのニンニク醤油。

 お勧めいただきましたので、「牡蠣を佃煮にしてみました」という料理です。

 アルコールはクラフトジンと焼酎が多い印象ですが、フードに旨味がたっぷりある分、とても良い組み合わせだと感じました。

 接客面でも、スタッフの皆さんが気さくで質問にも的確に答えてくださるため、安心感があってとても居心地が良いです。コスパも抜群に高いと思います!ただ、かなりの人気店のようですので、いつ行っても混雑していそうな気はします…。グラスにも駝鳥がいます。

 

(参考)

・スタンド だちょう(食べログ)

・スタンドだちょう(Instagram)

カレー王子 堺筋本町店/カレー、麻辣湯/堺筋本町駅

 二日酔いの日のランチは、やっぱりカレーだぜ…。

 ということで行ってきました、船場センタービル4号館の地下2階。カレーのほかに麻辣湯(マーラータン)のメニューもあるのですが、今回は二日酔いのため迷わずカレーです。この手の店だと「QRコードを読み取ってスマホで注文」か「事前に食券を購入」というシステムが多い印象ですが、普通に口頭オーダーでした。

 ライスの量は通常サイズで280gとのことで、ごく標準的なボリュームです。ライス大盛りは380g、特盛りになると480gになり、それぞれ追加料金が必要です。ルーの大盛りも別料金で対応可能とのこと。また、通常のソースとは別に、コク・旨味・甘味を備えた「スペシャルソース」も用意されています。

 ここあたりまでは平和なのですが、問題は別料金で辛さを増すシステム。辛さは「スペシャル」「ダイナマイト」「エキストラダイナマイト」の3段階が用意されています。

 この手の辛さ基準は店舗独自のもの。A店の「激辛」は難なく完食できたのに、B店の「中辛」でギブアップ…なんてことが普通に起こり得ます。だからこそ、初訪問でどれを選ぶかは非常に悩ましいところです。

 そこで最近は、「チャレンジした人の中で、完食できずにギブアップした人はいますか?」と店員さんに聞くようにしています。わざわざ辛増しに挑む人は相応の自信があるわけですから、その人がギブアップしたとなれば相当な激辛なはず。初訪問時は無理をせず自重するのが鉄則です。店員さんの反応を踏まえ、今回のオーダーは「ダイナマイト」に決定しました。

 画像のとおり、今回のオーダーは通常のルーとスペシャルソースの両方が楽しめる「ウルトラカレー」。

 そして肝心の「ダイナマイト」ですが……けっこう辛いです。じわじわ追いかけてくるタイプではなく、一口目からストレートに襲いかかってくる辛さ。万が一にも喉の粘膜に直撃させたら、その時点でもう食べ進められなくなるかもしれません。呼吸を含め、細心の注意が必要です。あまりの辛さに麻痺した舌を休ませるため、食後に思わずプリンを追加オーダーしてしまうほどでした。

 トッピングメニューも豊富で、「ナンとカレーソース」というオリジナリティあるメニューもラインナップ。箸袋にはスパイスについての解説が書かれており、「ひょっとして…?」とこだわりを感じさせますが、その真偽までは確認していません。

 

(参考)

・カレー王子 堺筋本町店(食べログ)

・カレー王子(Instagram)

■

 カウンター6席だけのワインバー。2階にあるのだが、階段を上り間違えると辿り着けない隠れ家的なロケーションだ。

 店内の雰囲気についてだが、いつも書いている「客席から見えてほしくない雑多なもの」が一切存在しない。加えて客層が非常にいい。「良い店には良い客が集まる」という言葉があるが、まさにそれを体現したような店だ。先客と少し会話を交わしたが、それ以上に先客とマスターの会話を耳にしているだけで、誰もが深くワインを愛していることが伝わってくる。それでいて、マニアックな言葉をひけらかすような鼻につく態度や、知ったかぶりは一切ない。自然体なやりとりの中に、ワインに対する愛着と造詣の深さが滲み出ている。

 マスターのワンオペということもあり、満席に近くなると料理の提供が遅くなることがあるとはマスター談。あらかじめ軽く食事を済ませてから訪問するのがスマートかもしれないと、思ったりはする。
 今回はすでに食事を済ませ、2軒目として訪問したためフードメニューは注文しなかった。そのため料理について言及はできないが、お品書きにはかなり手の込んだ魅力的な料理が並んでいた。こうなると、次回はぜひペアリングも試してみたくなる。実に悩ましいところだ。この日のワイン。画像はないが4杯のんだ。

 

(参考)

・Satopman76(食べログ)

・ワインと小皿料理 サトップマン76(Instagram)

ビアバー ランドヌール/バー/中崎町駅

 ディナーまでに少し時間があったので、食前酒でも飲もうかとGoogleで検索して見つけたお店です。通りから少し奥に入った場所にあるため、初めて行く方は迷わずに辿り着けるか少し微妙かもしれません。通り沿いに看板は出ているのですが、チラッと見ただけではバーの看板とは分かりにくい印象でした。

 若い頃、食前酒といえばマティーニ一択だったのですが、最近は翌日の仕事や体調を考えて控えるようになりました。そこで今回は、メニューのトップに書かれていたクラフトビールをオーダーすることにしました。

 説明すると長くなるので詳細は省略しますが、イギリスの伝統的なエールは炭酸が強くありません。自然な発酵による滑らかな口当たりを楽しむため、ハンドポンプ(Beer Engine)という仕組みで提供されます。このハンドポンプは井戸の水くみポンプのようなもので、手動でビールを汲み上げます。一般的なビールサーバーのように高圧の炭酸ガスボンベの圧力でケグ(樽)から押し出してしまうと、高圧ガスがビールに追加で溶け込み、伝統的な微炭酸ならではの味わいが損なわれてしまいます。そのため、外部から圧力を加えないハンドポンプが使われているのです。

 日本における輸入ビールブームは1980年代頃で、当時はドイツやベルギーのビールが流行し、街にも多くのビアバーができました。しかし、このハンドポンプで提供されるビールを飲む機会は、これまで数えるほどしかありませんでした。今回は時間の都合で一杯しか飲めませんでしたが、また機会を見つけてじっくり訪れたいお店です。

 

 

(参考)

・ビアバー ランドヌール(食べログ)

・ランドヌール(Instagram)

ロコ 京橋店/スパイスカレー/大阪城北詰駅

 二日酔いの日はカレーに限るということで、出かけてみたのがこちら。系列店として『ランカカレー ロコ』『ランカカレー ロコ 中崎町店』があるようだ。堺筋本町店や中崎町店ではなく、大阪城北詰店を選んだ理由は特にない。

 ここ、以前はシェリー酒にこだわりのあるバーテンダーがいるバーで、よく通っていた。そもそもシェリーを飲む客が少ないこともあるのだろう。スパニッシュな店でもフィノとアモンティリャードくらいは置いてあっても、オロロソとかパラコルタード(パラ・コルタド)まで揃っている店は数少ない。という、昔話はここまでにする。
 店は、ちょっと階段を上る必要があり、店内に入ると、右手側にテーブル席があり、奥にはL字型のカウンターがある。

で、カウンターのラックに並んでいるのが、えっ、ワインなの…。さらには、イタリアンの店でよくあるパスタの入ったガラス瓶が…。しかも、個人的に好きなショートパスタ達だ。断面がS字のカサレッティ、火山をイメージした三角錐のベスビオ、平打ちロングパスタの両端に、ひらひらのフリルがついたような形状のマファルディーネ。なるほど、分かったぞ。ここはイタリアンの店なんだ。スパイスカレー店でよくある昼間だけ間借りの形態なんだな。

 とりあえず、カウンターに置いてあったメニューを引き寄せるのだが、「それ、ドリンクメニューですよ」と声をかけられた。「カレーのメニューは口頭で…」ということで…。スペシャルカレープレート(1,500円)をオーダーした。店の前にロードメニューは置かれていたけれど、店内にはもっと詳しいメニューがあるだろうと思っていたのだが…。メニュー、ないの?…。下記は、ディナータイムメニュー。

 

 よほどの理由がない限り、カレーを食べるときにはビールを飲むことにしているのだが、出されたビールがモレッティ。イタリアのビールである。

 バックカウンターにあるパスタについて尋ねてみたところ、イタリアン(シチリア料理)が本業で、ランチタイムはスリランカカレーを出しているらしい。スリランカカレーは、昼間だけの間借り営業だと思ったのだが、そうではないそうだ。このあたりの事情も聴いたのだが、書いて良いかどうか判断に迷うので、書かないことにする。改めて店内を見回すと、トリナクリアもあったりした。トリナクリアは、真ん中に女神の顔が描かれていて、そこから足が三本出ているシンボルマークだ。

 カレーの話だが、センターにライスがあって、それを取り囲むようにカレーと薬味が配されている。それほどスパイシーではないので、辛口カレーが食べられないといった場合でも、問題なく食べきることが出来ると思う。個人的には、もうちょっとカレールー&薬味が欲しい感じ。あるいは、食べる都度にカレーとライスを合わせていると、カレーが足りなくなってくるので、早い段階で全カレー&薬味を混ぜてしまった方が良い感じだ。画像は、スペシャルプレート(1,500円)。この日のメインは牛筋カレー。

 

(参考)

・ロコ 京橋店(食べログ) ← ランチタイム

・Trattoria Semplice(食べログ) ← ディナータイム

・ランカカレー ロコ(Instagram)

わがんせ/おばんざい/都島駅

 都島駅近くにある桜通商店街に、『おばんざいと酒 わがんせ』というおばんざいの店がオープンしているという情報をもらったので行ってきました。記憶が正しければですが、ビフテキの『ファイアープレート』のあったところですかね。

 なんと言っても営業時間が09:00-22:00というのが脅威です。昼飲みならぬ、朝飲みができます。

 店内は明るい感じで、客席はL字カウンターのみの6席くらいな感じです。キッチンが客席よりも広いような気がしないでもないです。女将のワンオペらしいのですが、この日はアシスタントの方がおられました。女将は、初かすみ酒房の『初かすみ酒房 日本橋店』『初かすみ酒房 なんば店』におられた方のようです。メニューにもちゃんと初かすみがありました。

 フードメニューは、定番メニュー以外にも黒板に書かれたお勧めメニューがありますが、そのあたりの案内がないです。先客から「黒板メニューもあるよ…」「お勧めはこれだよ…」と教えてもらいました。このあたり商売っ気がないのでしょうかね。よく分からなかったりします。

 日本酒が充実しているという情報を得ていたのですが、日本酒(黒板)メニューが見当たりません。これも、360°見渡して、カウンターの背後壁にある棚に、日本酒メニューが置かれているのを見つけたりしました。定番メニューの日本酒欄にも、「お勧め日本酒は別メニューで…」といった表記もないです。いずれにせよ、ぐいぐい押してくるサービスはしないみたいです。ただ、会話は初かすみでの経験が生きているのでしょう。そつがないです。受け答えが上手いです。

 店内は、2026年10月01日がグランドオープンということもあるのでしょう。とても綺麗ですし、カウンターバックの棚もしっかり整理整頓されていて気持ちが良いです。酒器を見ている限りでは、日本酒よりも焼酎寄りのような気がしないでもないですが、今回は日本酒のみオーダーしたので、そのあたりのところは分からないです。メニューにあったのは、麦が2品目、芋が2品目でしたが、黒板メニューにはさらに芋が2種類ありました。ワインも白、赤、スパークリングが用意されていました。日本酒は、7品目用意されていて、いずれも一合、半合(五勺)での提供となっています。ワインはボトルでも提供されていました。こちらが定番ドリンクメニュー。

  

 こちらが定番フードメニューです。フード類ですが、おばんざいです。品目数は多い方だとは思います。値段設定も非常にリーズナブルですが、ポーションも小さめです。酒飲みの場合、酒を飲むのにあわせてアテを頼むので、あれもこれも頼んでいるうちに、結局は高くついてしまうというのは良くあるパターンなのですが、正直なところ、「計算間違ってるんじゃないの?」というくらいC/Pは高かったです。これは先に退店された客も、「間違ってませんか?」と確認されていましたので、普通に驚愕する価格なのでしょう。料理の提供は、揚げ物とかでなければめっちゃ早いです。

 さて、今回飲んだ酒(一部)はこちら。

 以下、フード類ですが、上から、造り(沖さより)、牛筋ポン酢、酢の物(胡瓜&ワカメ)、鶏塩レバー、クリームチーズ&チャンジャ、めざし、コロッケです。

 

(参考)

・わがんせ(食べログ)

・わがんせ(Instagram)