大阪グルメ倶楽部

肉球拳宗家のグルメ日記。キックボクサーの千絵、合気道の夏見、空手の歩と共に、訓練に励んでいる。

PASTA+ EN to EN(パスタ ピュ)/パスタ、イタリアン/西大橋駅

 なにわ筋沿いにあるイタリアン&パスタの店を訪れました。最寄り駅は西大橋駅。今回はランチタイムの利用です。例によって、ランチのピークである12:00〜13:00を避け、13:00に予約を入れておきました。

 

 店内は奥に細長い構造で、入口付近にはテイクアウトできる物品やショーケースが並んでいます。床・壁・天井はホワイトを基調にした明るい空間。テーブル席とカウンター席が続いており、テーブル席の椅子は同じウッディー調ながら座面が統一されていません。一方でカウンター席の椅子は、カウンター下面の色と揃えられているように見えます。

 

 さらに奥にはキッチンがありますが、クローズドな造り。オープンキッチンならではのライブ感を期待していたので理由を尋ねると、どうやら営業許可の関係でクローズ仕様にしているとのことでした。

 

 今回は平日限定の「パスタコース(2,800円)」を予約。季節の小さなお料理が3種類と、選べるパスタ、さらにドルチェかチーズ盛り合わせが付いてきます。お約束のトリビーですが、箕面ビールのピルスナーです。

 

 まずは季節の小料理3種。イタリアンといえば大皿にワイルドに盛り合わせて出てくるイメージを持っていましたが、こちらではそれぞれが小皿に分けられての提供。意外性があり、繊細さを感じさせる演出です。盛り合わせスタイルを想像していた分、この個別提供のギャップがちょっとしたサプライズになり、嬉しい驚きでした。写真は三連続です。

 

 続いてパスタ。セレクトできるのは「トマトソース」「有機キノコクリーム」「クアトロフォルマッジ」「季節の野菜パスタ」の4種類。トマトソースはタリアテッレと記載されていましたが、他のパスタの種類はメニューからは分かりません。サービス担当に確認したところ、有機キノコクリームとクアトロフォルマッジはパッケリ、季節の野菜パスタはマファルディーネとのこと。マファルディーネは縁がフリルのように波打った幅広パスタで、どれもショートパスタや幅広麺が中心の構成になっていました。今回は「有機キノコクリーム(パッケリ)」を選択。豊かな香りと食感を楽しむことができました。ただ、パスタの種類や具材、ソースの詳細はメニューにきちんと記載してもらえると、より選びやすいと感じました。

 

 自家製のパンも添えられています。

 

 二種類のオリーブオイルとともにいただきます。どちらも自社輸入のもので、店頭で購入することも可能。オイルの味比べはちょっとした楽しみになりました。

 

 最後はドルチェかチーズ盛り合わせを選ぶことができ、食後の余韻をしっかり楽しめます。

 

 サービスについては、少したどたどしい場面もありましたが、特に気になるほどではなく、全体としては丁寧さが感じられるものでした。

 コストパフォーマンスは十分に良いと思います。今回の客単価は6,400円でしたが、ビール1杯とワイン2杯をいただいたので、ドリンクを差し引けばよりリーズナブルに楽しめる内容です。

 イタリアンの定番を期待しつつも、意外性のある提供や細やかな演出で楽しませてもらえるランチでした。

 

(参考)

PASTA+ En to En(食べログ)

Pasta+ (パスタピュ)【大阪 本町 新町エリア イタリアン 】(Instagram)

PASTA+(オフィシャル)